VOL.15
2021.5.27
もし、日本の飲食店で外国人の方が食べ物の箸渡しをしていたら。。。
思わず「ダメ!絶対!!」と言いたくなってしまいますよね。(実際に見かけたら優しく教えてあげましょう。笑)
しかし、例えば韓国。韓国では箸渡しはタブーではありません。韓国ドラマを見ていても食事のシーンで、たまに見かけます。初めて見たときはかなりの違和感でしたが、その後タブーではないという習慣を知って納得しました。そして実際に私も以前、韓国人の知人と食事をした際、箸渡しをされそうになり、教えてあげたことがあります。
日本にも日本独自の文化や習慣があるように、世界の国々で文化や習慣が違いますね。
普段何気なく、当たり前のようにしている行動も、もしかすると他の国ではタブーなことも?!
その国の言葉を学ぶこと自体が文化を学ぶことだとも言われたりします。なぜならその国特有の言い回しや、単語などがあり、コミュニケーションツールとして使われ、変化を遂げながら文化・習慣をも作り上げてきたからです。
しかし、外国に行った時、いくら言葉を知っていてもその文化や習慣が大きく違うことにカルチャーショックを受け、内容によってはどうしても理解できない考えや、行動があるかも知れません。その時、気持ちにもやもやが残ったり、怒りが湧いて来たり、ホームシックになったりと、様々な感情が沸き上がるでしょう。
確かに、体験して初めて分かることも多いかもしれません。
でも事前に少しでも学んでいたならどうでしょう。
「あ!あの時教わったのがこれか!」「なるほど!来た来た、これね!」「この国ではこれはしてはいけないんだった。」など、気持ちに余裕も出るはずです。
ここでちょっとだけベトナムと韓国の文化・習慣のご紹介。
♣ベトナム
・赤ちゃんの頭を撫でたり、褒めたりしてはいけない。
褒めると逆に可愛くなくなる、悪いことが起こると考えられているそうです。
どうしても褒めてあげたい!という場合は言葉と伴ってやってくる悪いことを切ってから褒めるという意味を込めて「chém mồm(チェム モム)」と言わなければなりません。chémは「切る」、mồmは「口」という意味だそうです。
・各家庭にカラオケがある
カラオケが大好き。自宅にマイクやスピーカーも用意して宴会やホームパーティをする際みんなで歌うのだとか。ベトナムのテレビはほとんどインターネットに繋がっていてYouTubeで曲の検索も。特に祝日や旧正月になるとあちらこちらからご近所のカラオケの音が聞こえてくるそうです。
♣韓国
・苗字に「さん(씨)」をつけて呼ばない
例えば、パク・ソジュンさんを「パクさん」のように苗字に「さん」を付けて呼ぶと失礼に当たるそうです。「パク・ソジュンさん」「ソジュンさん」のようにフルネームまたは名前に「さん」を付けて呼びます。但し、「先生」などの呼称をつける場合は「パク先生(선생님)」でもOK!
・お酒がグラスに残っている時はつがない
これも失礼に当たるのだとか。また、年上の相手につぐときは両手で!自分が飲むときは相手に顔を向けて飲まない(横を向くなど顔をそらす)。これは飲む際に顔を上に向けた状態で相手を見ることになり、上から目線と考えられてしまうようです。
2つの国だけでももっとたくさんの日本とは異なる文化や習慣があります。
とても面白いですね!いろいろな国の様々な文化や習慣を知ってより楽しめたらいいですよね!
ディラのレッスンではその国の言語を学ぶだけでなく、文化や習慣も学べます。多彩な経験や知識を持った講師がお待ちしております。その国の文化や習慣について新しい発見や驚きを実感してみてください!
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スタッフK
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