VOL.30
今回はDILAの社員が体験した20時間スペイン語レッスンについてご紹介します。DILAでは、社員研修の一環として、それぞれが希望した1言語から20時間のレッスンを受けられるという制度があります。この制度を利用して、今回は今年5月に入社致しました新人の私と、他2名のスタッフでスペイン語のグループレッスンに挑戦しました。講師はこのコラムにも投稿をお願いした瀬尾ゆき講師(コラム参照)にご担当いただきました。
瀬尾 ゆき 先生 |
初めて英語以外の言語(スペイン語)を受講したスタッフが感じるスペイン語に対しての感想や、受講して初めてわかるポイントをまとめてみましたので、スペイン語の受講を検討されている方(その他言語のDILAのレッスンを検討される方も含めまして)へ、この投稿が少しでもお役に立てたらと思っております。
スペイン語に対してのイメージですが、英語以外の言語をまともに勉強したことがない私にとって、英語と同じヨーロッパの言語ということで、同じように勉強していればなんとかなるだろうと侮っていました。しかし、実際には女性名詞、男性名詞、動詞の活用の種類の多さなど、初めて学ぶ言語のコンセプトが非常に多く、もし独学で学んでいたのならば、途中で挫折していたのではないだろうかと感じています。「スペイン語は発音が簡単なので習得しやすい言語」とよく聞きますが、それはしっかりと基礎を習得した上での話であり、今回初学者にもわかりやすく教えてくださる瀬尾講師の授業を受けられた事は、スペイン語の入門でつまずくことなく、これからも学習を継続しようと思う私にとって、とても良いステップとなりました。
今回は1回2時間、週1回のペースで、オンラインで9回、対面で1回受講しました。(計20時間)。
講座の目標としては、ご赴任時に生活言語としてスペイン語を習得される方に近い内容で、スペイン語の基礎の理解と日常会話で即効性のある表現を習得するという目標でした。
レッスンの雰囲気は明るく、説明もわかりやすく、練習の組み立ても合理的と感じました。その言語だけで最初から学んでいたら(?)と思う部分も理解しないまま進んでしまったと思いますが、日本語で説明があるので、理解した上で次のステップへ進むことができました。
瀬尾講師もスペイン語を学習して習得された方のため(瀬尾講師コラム参照)、どの部分でつまずいてしまうかを心得ており、優しく丁寧にその部分を教えてくださるので安心感のあるレッスンでした。
今回使用したオリジナルの教材は、20時間で消化できるボリュームに調整されており、また限られた時間で効率的に学んでいく順番、また各ポイントも分かりやすくまとめられていました。ワークブックも1つの学習項目に対してたくさんの練習が行えるため、論理的にも直感的にも理解することができたと思います。ご赴任やご留学など受講期限が決まっている方は、もう少し詰め込んで習得されるかと思いますが、普段優しい口調の中で、時折「ここはもう覚えていないと次行けませんよ~」と、講師にモチベーションをしっかりと維持していただけます。(笑)宿題についても丁寧に添削して下さったので、難しい内容でもよく理解できました。
今回オンラインレッスンと対面レッスンを受けて違いについて少し触れたいと思います。
現在のオンラインツールはとても性能が良く、オンラインだから音質や画質が劣るという印象は受けませんでした。
通学や準備をする時間を削減できることのメリットは、忙しい方にとって重要な要素になると思います。
私自身が感じたオンラインレッスンと対面レッスンの違いについては、質というよりも「緊張感」の違いだと思います。対面レッスンは相手が実際に目の前にいますので、臨場感という部分ではとてもリアリティがあります。一方でオンラインレッスンは、画像や音声は繋がっていながらも空間としては自分1人で受講しているため安心感があります。どちらが良いという事よりも、ご自身のご状況や目的に合わせて、かつメリットを最大限活用して受講して頂くと良いかと思います。
以下は、受講しましたスタッフの感想です。
当初の目標であった、ほかのラテン語系の学習をしたうえで、20時間でスペイン語を学ぶとどのぐらい学べるのか、どのくらい身につくのかを身をもって確認できました。実感として、先生のわかりやすい説明のおかげで、ほぼ独学だったポルトガル語やイタリア語で暗記しっぱなしになっていた内容に対してもより理解が深まりました。テレビ番組で中南米の方が日本を訪れるシーンをよく見かけますが、その時に話されているスペイン語がなんとなくわかるようになっただけでも、学習効果があったことが実感できました。また、宿題で取り組んだ作文は、学んだ内容も応用しつつ複雑な内容にも挑戦することができ、簡単な表現でも詳細な内容が伝えられるのだということがわかりました。
【ポルトガル語・イタリア語学習経験あるスタッフN】
赴任前研修にて、引継ぎ業務等に忙殺されてしまい十分な予習復習が出来ず、宿題だけを何とかこなす受講生を演じたわけではございませんが、結果的に授業外の自己学習は宿題だけの20時間でありました。週1回2時間とゆっくりペースで受講していたことも相まってしっかりと定着までは出来ていませんが、瀬尾先生の教えから何を学んだかは記憶として残っています。明日メキシコの販社に赴任しても(先生のテキストを片手に)サバイバルから同僚をコーヒーブレイクに誘うことはできる様に思います。20時間で街歩きが出来る様になることを体感させていただきました!
【NY留学時にスペイン語話者の友人がいたスタッフA】
いかがでしたでしょうか。今回の投稿からスペイン語を学んでみたいなと思われる方がいたら幸いです。
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