VOL.2
しかし、長年の経験において現実にはそんなことは絶対になく、受講生の満足を得られない、満足いただいても上達が伴わないことが、一定の割合で起きてしまいます。また、どんなに自信をもって送り出した優秀な講師でも、10人の受講生がいらっしゃれば、その中の1人や2人からはネガティブなお言葉を頂戴することがございます。
もちろん、「ネガティブな結果が出てしまうことは仕方のないこと」と言い訳をするつもりは毛頭ございません。常に、この割合を低くする努力を続けております。受講生にとりましては、そんな割合は関係なく、ご自身が受けたレッスンの良し悪しがすべてですからね。
ただし、どんなに努力をしても、時に良くない事態は起きてしまいます。
そこで思うことは、「教育には答えがない、絶対的な正解がない」ということです。
我々にできることは、Bestを提供することではなく、Betterの積み重ねを提供し続けることなんだと。明日は今日よりも良いことを、より受講生のためになることをする。この繰り返ししかないと思います。
なぜならば、100人の受講生がいれば100通りの学び方が存在し、100人の講師がいれば100通りの教え方・考え方がある。究極的には1万通りの組合せが存在する。
つまり、1万分の1を探し当てない限り、絶対的な正解にはたどり着けないということになります。それは、さすがに困難極まりないことですね。
受講生のレベルなど学習のステージが変わっていく中で、ニーズ、学び方、講師に求めることなどが常に変容していきます。
会話を中心にご希望される方、文法などの基礎知識学習のみをお求めになる方、また、知識の習得・会話練習などのすべてをクラス内で完結することを望まれる方、一方で、いま流行りのコーチング型の教育(クラス外での自己学習を基本とし、クラスでは学習方法・内容・ペースなどの指示が中心となる)を期待している方など、本当に千差万別ですね。
そうなると、常に一定の答え(教え方、教える内容)というのもあり得ないこととなります。
お分かりいただけましたでしょうか。
このような仕組みの中で、常に良いレッスンの実施を目指しているのです。何度も言いますが、決して、言い訳をしているのではありません。そこだけはご理解ください。 投稿者:
佐藤 桂
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