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DILAの語学教育コラム

VOL.2

教育には答えがない。だから難しい、だけど面白い!②

DILA理事長の佐藤 桂でございます。

前回からの続きになりますが、受講生や講師が目的を達成した時の目の輝きを見ると、心から喜びを感じます。修了後に受講生が海外やさまざまなところでご活躍されていることを耳にしたり、直接お便りをいただいたり、ご帰国の際にわざわざ四ッ谷まで立ち寄ってくれたり、長く続けているとこんなことがよくあり、どれも嬉しすぎます。

以前教わった講師に、お土産を持ってきてくれる受講生、成長した姿を見せたいという方などさまざまいらっしゃいます。こうしたことに触れることができる外国語教育って、本当に素晴らしい仕事だと思いながら仕事をさせていただいています。

「100件のレッスンがすべて上手くいき、受講生の満足、上達を得られた上で、教えた側の講師も満足する」、こんな理想的なことになればどんなに幸せであろうかと夢見ることがあります。

しかし、長年の経験において現実にはそんなことは絶対になく、受講生の満足を得られない、満足いただいても上達が伴わないことが、一定の割合で起きてしまいます。また、どんなに自信をもって送り出した優秀な講師でも、10人の受講生がいらっしゃれば、その中の1人や2人からはネガティブなお言葉を頂戴することがございます。

もちろん、「ネガティブな結果が出てしまうことは仕方のないこと」と言い訳をするつもりは毛頭ございません。常に、この割合を低くする努力を続けております。受講生にとりましては、そんな割合は関係なく、ご自身が受けたレッスンの良し悪しがすべてですからね。

ただし、どんなに努力をしても、時に良くない事態は起きてしまいます。

そこで思うことは、「教育には答えがない、絶対的な正解がない」ということです。
我々にできることは、Bestを提供することではなく、Betterの積み重ねを提供し続けることなんだと。明日は今日よりも良いことを、より受講生のためになることをする。この繰り返ししかないと思います。

なぜならば、100人の受講生がいれば100通りの学び方が存在し、100人の講師がいれば100通りの教え方・考え方がある。究極的には1万通りの組合せが存在する。
つまり、1万分の1を探し当てない限り、絶対的な正解にはたどり着けないということになります。それは、さすがに困難極まりないことですね。

受講生のレベルなど学習のステージが変わっていく中で、ニーズ、学び方、講師に求めることなどが常に変容していきます。

会話を中心にご希望される方、文法などの基礎知識学習のみをお求めになる方、また、知識の習得・会話練習などのすべてをクラス内で完結することを望まれる方、一方で、いま流行りのコーチング型の教育(クラス外での自己学習を基本とし、クラスでは学習方法・内容・ペースなどの指示が中心となる)を期待している方など、本当に千差万別ですね。
そうなると、常に一定の答え(教え方、教える内容)というのもあり得ないこととなります。

お分かりいただけましたでしょうか。
このような仕組みの中で、常に良いレッスンの実施を目指しているのです。何度も言いますが、決して、言い訳をしているのではありません。そこだけはご理解ください。

投稿者:

佐藤 桂